2017年06月10日

路面電車の日に、仙台市電を思う。

こんにちは、レインボーです。

本日、6月10日は何の日か、皆さんご存知ですか?

今日は「路面電車の日」だそうです!

6=ろ(路面)、10=テン(電車)の語呂合わせによって1995年に制定されたそうです。
面白いですね。

現在でも札幌・広島・長崎などの都市で路面電車は運行され、それぞれの地域で住民の欠かせない交通手段となっています。

しかし、過去に遡ると、もっと多くの都市で路面電車は活躍していました。
自動車による交通が発展していくにつれて、次第に数が減っていきました。

仙台もそんな都市の1つです。

仙台市電は、1926(大正15)年に開業し、次第に路線を拡大していきました。
市内中心部の循環線と長町駅前、八幡神社前、北仙台駅前、原町駅前などへの路線が運行され、仙台市内の交通手段として活躍しました。
昭和30年代が最盛期と言われ、89両もの車両で一日平均10万人もの乗客を運んだと言われています。
しかし、モータリゼーションの到来により、次第に利用者は遠のき、ついに1976(昭和51)年にその役目を終えました。


市電が往来していた当時の仙台はどんな街だったのでしょうか?
市電の歴史に思いを馳せることのできる場所をご紹介します!

まず、仙台市電のことといえばここ、「仙台市電保存館」です!

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開業当時の1号車を初め、3両もの車両が展示されている他、仙台市電にまつわる様々な資料が展示されています。

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こちらが開業当時に活躍していた1号車。レトロな感じがいいですね。


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これは台車部分ですね。普段は車体の下に収まっていて見えない部分の構造がよく見えて、勉強になります。


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二階部分からは車両の屋根を観察できます。Z型パンタグラフ、迫力がありますね。

415号車は車内の見学もできました。
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当時の人たちはこの窓に映る仙台の町並みをどのように眺めていたのか、想像してみるのも面白いですね。


「仙台市電保存館」は富沢の地下鉄南北線の車両基地内にあります。
入場無料で様々な展示を見ることができますので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

詳しくは公式サイトhttps://www.kotsu.city.sendai.jp/shiden/ をご確認ください。


市中心部でも、仙台市電の面影を見ることができるスポットがあります。
それがこちら、

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仙台市バスの「交通局東北大学病院前」バス停に併設されている、市バスの駐車場です。

えっ…市電の話をしていたのに、いきなりバス…?と思った方もいらっしゃると思います。

実はこの場所、その昔は仙台市電の車庫だったんです!
「北二番町車庫」と呼ばれ、市電車両の整備などを行っていたそうです。

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かつての市電が整備を受け、出発していった場所から、現在では各方面への市バスが次々と発車していきます。
時代は変われど、共通の使命を持った二者(二車?)が同じ場所を使っているというのは興味深く思います。


最後にご紹介するのはこちら、「るーぷる仙台」の100号車です!

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(画像提供 青ガエル氏)

これは仙台市の観光循環バス「るーぷる仙台」用の車両のうち、2017年に導入された一台です。
なんとこのバス、仙台市電と同じカラーリングを採用しているのです!
(1枚目の写真の2両と同じ塗装ですよね!)

レトロな塗装で人気の「るーぷる仙台」ですが、まさかこんな形で仙台市電カラーが復刻されるとは思ってもいませんでした。

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(画像提供 ふたば氏)


なお、この塗装は「るーぷる仙台」用の車両のうち1台だけです。
狙ってみにいくのはなかなか難しいですが、往年の仙台市電のように市内を走行する姿を見てみたいものですね!


以上、「路面電車の日」に合わせて仙台市電をご紹介しました!

最後までお読みいただきありがとうございました。


参考
仙台市交通局「仙台市電博物館」ホームページ:https://www.kotsu.city.sendai.jp/shiden/
posted by TRFC at 16:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記