2017年03月29日

大九州鉄道旅 2日目 (前編:最南端と元祖魔改造車編)

皆さんこんにちは、今年の例大祭は何としても行きたいと思っているあかつきです。

さて、前回は日豊本線経由で鹿児島中央駅までいきました。今回はその続きとなっています。それでは、ご覧ください。

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まだ日も昇っていない午前4時、今回、始発が4時台だったのでこんな時間に起きざるを得ませんでした。前日鹿児島中央駅に到着したのが23時30分頃、翌日中央駅に来たのが4時頃、もう分かるよね?

駅前のファミマで朝食と魔剤を購入したのち、ホームにて始発列車を待ちます。鹿児島とはいえ、季節の変わり目の未明の時間帯はかなり寒いです。皆さん、間違ってもこんな時期に半袖で九州に来ようとしないでくださいね。九州は暖かいという思い込みには気をつけよう!

軽く注意喚起したところで、目的の列車が来たので乗車します。指宿枕崎線 普通 山川行です。
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この列車、全4両編成(キハ200×2)のうち、前2両はクロスシートなのですが、後ろ2両はオールロングシートというゲテモノ朝一の通勤客をなるべく多く乗せるための編成となっていました。まあ全車ロングよりずっとマシですが、通勤通学ならともかく、旅行の時はやっぱりクロスシートが至高です。終点の山川駅に着くころにようやく空が薄明になってきたほどなので、暗くて何も見えないまま次の列車に乗ります。向かいのホームで接続待ちをしているこの列車に乗ります。
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今回の合宿含め、私はこの系列に何回乗ったのでしょうか...。今回は指宿枕崎線のとある駅まで向かっています。(タイトルでバレバレですが)15分ほどで到着しました。
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皆さんご存知、JR最南端の駅、西大山駅です。雲ることを知らない高気圧下の朝日が昇る直前の空に異様な存在感を放ちながら居座っている開聞岳は、海から現れたシン・ゴジラを思わせるような迫力がありました。(まあ私シン・ゴジラまだ見てないんですけど)枕崎まで行っても良かったのですが、そうすると今後の予定と合わなくなるので、今回は断念しています。ここで朝食と花粉の薬を食べた(?)後、鹿児島中央駅まで戻ります。

少し時間があったので、鹿児島市交通局のICカードであるrapicaを購入…したかったのですが、時間内に行ける販売場所が無かったため、断念。枕崎といい、鹿児島市電といい、今回は乗れなかったものが多いので、また別の機会に乗りたいものです。

鹿児島中央駅外観
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次に乗る列車はこちら。特急はやとの風2号 吉松行です。
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普通列車キハ47を、九州新幹線部分開業に合わせ改造したなんちゃって特急車両です。(同じく鹿児島中央発着の普通特急は同新幹線全線開業の際に改造されたものです。)この特(に)(がない)列車で終点、吉松駅へ向かいます。

この全身黒塗りの高級(?)特急列車は高出力エンジン車両のはずですが、最高速度は95km/hと改造前の車両と変わらず。これでは鈍足からか、不幸にも後続の電車にしょっちゅう追突されてしまい、その度に運転手を庇い、すべての責任を負った車掌に対し示談の条件を提示しなければならないで他の車両の運行を妨げてしまうように思えますが、肥薩線はもちろん、日豊本線の鹿児島、宮崎区間はカーブが多いので最高速度が90km/h以下に制限されているので、結局特に急がなくて然りな状況なのでこの最高速度でも問題ないようです。鹿児島のシンボル桜島が、この活火山、鹿児島の人が「噴火は日常」というくらい、しょっちゅう噴火するそうです。慣れって恐ろしいね…。
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遅れましたが、少し座席紹介をします。今回私は、始発駅で座れると思ったので自由席をとりました。ただ、一昨年(2015年)のダイヤ改正時に自由席車だった2号車の多くの座席を指定席に変更する改悪措置が取られたため、備え付けられている回転式クロスシートはたったの8席。さらに末端部の自由席はロングシートという自由席券バイヤーを殺す鬼畜仕様なっています。

↓自由席
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↓フリースペース
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鹿児島駅から隼人駅までノンストップで走っていたのですが、肥薩線に入ると、この特(に)(いでこなかった)列車が本領を発揮し、停車駅が多くなります。停車駅が多くなります。大事なことなので二回言いました。まあ観光特急なので当たり前と言えば当たり前なのですが。肥薩線は、元々鹿児島本線として敷設されており、長大編成の貨物列車や旅客列車も走っていたため、多くの駅で長いホームの遺構が残っていたりします。
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まず、列車は嘉例川駅に停車。こちらには、駅開業時(1903年)から存在する駅舎があり、ひな祭りのイベントとして雛人形が飾られていました。
次に停車したのは、霧島温泉駅、この駅はJR化後に一度無人駅となったのですが、はやとの風が停まるようになってから簡易委託駅となり、その後また無人化されたちょっと変わった歴史を持つ駅です。この駅からパンの販売が行われたので一つ購入しました。
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こちらのキャラメルメロンパン(だったかな?)、1個140円なのですが、表面はしっかりと焼き上げられてサクサクしており、しかも中身の生地がしっとりとしていて、それでいてべたつかないすっきりした甘さ()だったので、期待以上に美味しかったです。機会があればまた食べたいものです。
軽く名物紹介という名の飯テロをしたところで次の停車駅である大隅横川駅は、先の嘉例川駅と同じく古い木造駅舎を有しています。そしてこの駅舎には、太平洋戦争時に受けた米軍機12.7mm(?)機銃の弾痕が残っています。またこの周辺は空襲を受け、大きな被害を受けたとのことで、戦争の爪痕を今に残す駅となっています。
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駅舎の外に出てみると、こんなものがありました。
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かつて貨物等をけん引していた蒸気機関車のボックス動輪です。この動輪はC57⁻154号機に使用されていたものであり、直径1.75m、重量31.8t、走行距離2366.182km、昭和19年7月4日から、昭和49年5月29日まで走行していたものである。傍にあった記念碑の分をほぼそのまま載せています。これを世間一般的にコピペという。

さらに栗野駅にも停車、今までの停車駅では、何処も数分間停車していたのですが、この駅には水俣駅までかつて伸びていた山野線用のホームが残ってたり、日本の名水百選に選ばれている丸池があったりするのにも関わらずすぐに発車していきます。栗野駅「解せぬ。」

そして終着駅である吉松駅に到着しました。
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少し時間があったので駅舎を出てみると、そこにはスポーク動輪がかっこいい黒塗りの高級車テンダー式蒸気機関車の姿が、
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こちら、昭和11年に川崎車輛大阪工場にて製造されたシゴゴことC55-52蒸気機関車です。このC55形は、現在、全国に4両しかいない貴重な車輛です。このC55-52は最初は広島に配属され、その後短いスパンで小郡、糸崎、鳥栖、大分へと転属され、大分で25年ほど働いた後宮崎に左遷転進し、一度若松に戻った後、鹿児島で最期まで働き続けたそうです。

この後の行程ですが、これ以上書くと尺が大変なことになりそうなので、今回は前編ということでここまでにします。次回は、大体察しが付くとは思いますが、例の日本三大車窓のある場所を通り、古参&新参のミトーカ☆マジックD&S列車に乗車しつつ、北上(?)していきます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

行程表:2日目パート後編に記載

ギャラリー
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posted by TRFC at 12:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行記
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