2017年06月15日

6月の北陸へ(後編)

 みなさんこんにちは、卒業に必要な単位は卒研以外すべて取ったのに院試のため再び材料力学の教科書と格闘しているキハ52です。
 後編行きます。

6月11日
羽咋<特急能登かがり火2号>津幡<IRいしかわ鉄道>金沢<IRいしかわ、あいの風とやま鉄道>高岡<城端線>城端<城端線>新高岡<快速べるもんた3号>氷見<徒歩>ひみ番屋街<加越能バス>氷見駅<氷見線>能町<徒歩>新能町<万葉線>越ノ潟<万葉線>高岡駅

6月12日
高岡<城端線>新高岡<北陸新幹線かがやき536号>大宮<こまち9号>仙台<仙山線>東北福祉大前

 羽咋駅周辺に朝食を取れそうなところがなかったので、早めに宿を出て金沢に向かうことにしました。ただ向かうのもつまらないので、津幡まで特急能登かがり火に乗車することにしました。この時間の特急は、和倉温泉との連絡特急というよりは沿線から金沢に向かう人々のためのライナー的な役割になっているようで、休日だったこともあってか、3連にも関わらず車内はガラガラでした。ちなみに、能登かがり火には、サンダーバード用の車両かしらさぎ用の車両が入ります。私が乗ったのは、しらさぎの増結用編成の681系だったようです。
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特急能登かがり火2号。


 この特急は先行する金沢行を津幡で追い抜くので、津幡で降りてそちらの普通列車に乗り換えます。そのまま金沢まで行かなかったのは、415系800番台に乗りたかったというのもありますが、津幡〜金沢はIRいしかわ鉄道なので、IR分の特急料金が加算されてしまうため、というのが一番の理由です。なお、津幡に停まる能登かがり火は一部だけなので、ご利用の際はご注意ください。
 金沢で朝食をとり、IRいしかわ鉄道ICOCAを入手。

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 ここから泊行きに乗車し、倶利伽羅峠を越えて石川県とはおさらば。次の石動からは富山県です。
 ちなみに、七尾線には「高松」、あいの風とやま鉄道(北陸本線)には「福岡」という駅があります。しかしここは九州で四国でもなく北陸です。

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 高岡から、城端線で一度城端へ。観光案内所が開いていたので、そこでお土産を購入。ついでに、駅前で昼食を、と思ったのですが、駅前の定食屋(?)がやっておらず、コンビニでおにぎりサイズのますのすしを買って昼食としました。それにしても、小型サイズとはいえコンビニでもますのすしが手に入るとはさすが富山…。
 城端線で新高岡まで戻り、ついに本日のメイン、べるもんたに乗車。新高岡駅は棒線駅である関係からか長時間停車と折り返し運転ができないため、一度砺波まで回送してから発車時刻間際に入線します。10時打ちして一番いい席を取ったのですが、進行方向に向かって真横を向いているため違和感がありました。(普段ロングシートにはあまり座らないので…)

 高岡駅で、城端線の2番ホームから、氷見線の7番ホームまで入換えを行います。高岡駅の配線では、城端線と氷見線の線路は直接はつながっておらず、スイッチバックをしてあいの風とやま鉄道の線路を横断する必要があります。なお、線路が直接つながっていない理由は、城端線、氷見線ともに、高岡駅を出るとすぐに急カーブを描いて北陸本線の線路から離れていく線形になっているからだと思われます。また、北陸本線があいの風とやま鉄道となった現在では、会社間の事情も加わった…気がします。なお、車内アナウンスでは、「入換え時に揺れるので危険なため」と説明がありました。…京急「」

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 高岡からの乗客を拾ったべるもんたは、氷見を目指して走ります。能町と伏木の間にあるリサイクル工場で放置プレイされている食パン419系を眺め、伏木を出てしばらくすると、海が見えてきます。まずは、越中国分駅を通過する頃、海の向こうに射水市の新湊大橋が見えます。
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※見づらいですが右奥のほうの白い吊り橋っぽいやつです。右端の白いやつではありません。


 この日は6月にもかかわらず、快晴。立山連峰もよく見えました。雨晴海岸付近で一時停止し、撮影タイム。新歓乗車会に行かれた方々は今頃BRTに乗っている頃でしょうか…。

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 氷見線は雨晴を過ぎると、線路と海の間に防風林があるため、海はほとんど見えなくなります。そのまま次の島尾を通過し、終点の氷見へ。氷見線内は30分と、とても短い乗車時間です。正直なことを言うと、城端から氷見まで直通してほしいんですが無理ですかね…。
 降りる前にちょっと車内を撮影しました。車内には、昨日行った井波名物、井波彫刻が装飾として施されています。なお、この井波彫刻、伝統工芸品であることもあり高価なため、車内の彫刻はすべてガラスで覆われています。

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べるもんた車内の井波彫刻。モデルは南砺市の五箇山か。


 氷見で折り返すのに時間があったので、ひみ番屋街まで歩くことに。番屋街で少し海を眺めた後、バスで氷見駅まで戻りました。
 氷見駅には、腕木式信号機が保存されていました。
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 高岡行きの列車に乗り、途中の能町で下車します。この駅は貨物線との分岐駅になっています。駅を出て少ししたころ、踏切が鳴りだしたので線路際で待っていると、DE10牽引の貨物列車(空コキ※)がやって来ました。

※空コキ:コンテナを1個も積んでいないコンテナ貨物列車の俗称。「コキ」はコンテナを載せる貨車の記号のこと。

 さて、この駅で降りた理由は、万葉線の新能町停留所と徒歩連絡できるため。徒歩5分ほどです。
 万葉線に乗り、越ノ潟へ。先程べるもんたの車窓から見えた新湊大橋の真下まで行きます。乗車した列車のアナウンスがなんか落語家の話し方っぽい、と思ったら、本当に落語家の立川志の輔師匠がアナウンス(※生ではなく録音)していました。
 終点の越ノ潟で下車し、新湊大橋を渡ります。丁度夕方だったので、橋の向こうの夕陽と絡めて写真を何枚か撮りました。

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新湊大橋。べるもんたから見えた白い橋がこれです。


 新湊大橋は上層部が一般道(レインボーブリッジや明石海峡大橋、しまなみ海道、瀬戸大橋のイメージがあると高速道路になっていると思いがちですが、ここは一般道であり、しかも国道ですらありません)、下が「あいの風プロムナード」という歩道になっています。ここを通って、歩いて対岸まで渡れるわけです。ただ、距離が480mあるので意外と時間がかかります。あおば通駅から仙台駅ぐらいの距離ですかね。
 帰りはなんとなく、富山県営渡船に乗船しました。

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 富山県営渡船は現代では珍しくなった「渡し舟」で、越ノ潟で万葉線と接続しています。しかも、運賃は無料。所要時間は5分ほどです。船内からは、「海の上から新湊大橋と夕陽を撮る」ということができました。

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 越ノ潟に着いたのですぐ万葉線に、と行きたいところですが、次の列車が途中の米島口行きで、米島口で入庫するためそこからの接続がないことが判明。せっかく来たドラえもんトラムを見送って、15分後の列車に乗りました。途中で吊り掛けの旧型車とすれ違い、高岡駅に到着。駅前で夕食をとって、歩いて広小路電停まで引き返し、すれ違った旧型車が来るのを待ちました。吊り掛けの音を聞きながら、高岡駅まで戻りました。

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 なおこの車両、両替機が古いのか特殊な仕様らしく、両替は乗務員に申し出てやってもらう必要があります。(一応写真は撮りましたが、運転台がいろいろ写っていたこと、構造が見てもよくわからないことからここでは公開いたしません。ご了承ください)

 宿入りし、翌朝。宿を出て、コンビニでチェックアウトし、高岡駅で朝食のサンドイッチと牛乳を買って、城端線で新高岡駅まで移動し、新幹線を待っていたのですが、衝動的にますのすしを買ってしまいました。
た。
 乗車したのは、北陸新幹線かがやき536号。ここは新高岡駅です。え?と思った方、いますよね?

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 かがやきの停車駅は通常、金沢、富山、長野、大宮、(上野)、東京ですが、1日に1往復だけ、新高岡に停車するかがやきがあるんです(富山から先の停車駅は他のかがやきと同じです)。時刻表では臨時列車扱いですが、毎日運転されています。
 時速260km/hで北陸とお別れです。糸魚川を過ぎると一気に内陸に入り、上越妙高からJR東日本の管轄になります。中央高地を降りて群馬県へ。高崎で上越新幹線と合流し、大宮で下車しました。なおこの列車、大宮駅では15番線に入りました。相変わらず混雑の差が激しいつばさとやまびこを見送った後、乗車するはやぶさ・こまちがやって来ました。「やまびこ・つばさ」はやまびこがガラガラでつばさがかなり混んでいるのに対し、はやぶさ・こまちは逆で、はやぶさのほうが混んでいて、こまちのほうが若干空いているという感じです。それでも、仙台までノンストップということもあって、ガラガラというわけではないです。
 いつもはガラガラのやまびこに乗るのですが、事情によりこまちに乗車しました。
 時速320km/hで現実に引き戻されます。仙台から仙山線で自宅最寄りの東北福祉大前へ。いったん帰宅し、昼食をとってすぐに研究室に向かいました。
 
 かくして、時速320km/hで引き戻された現実とは…

 ………午後からゼミ。


\ドーーーーーーーン!!/
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………何だこのオチ。
―終―


posted by TRFC at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記
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