2014年01月13日

安比奈線散策

 こんにちは、青ガエルです。
 先週、帰省した際に西武安比奈線周辺を歩いたのでその報告をさせていただきたいと思います。

 西武安比奈(あひな)線とは西武新宿線の南大塚駅から入間川沿いの安比奈駅間を結ぶ西武鉄道の貨物線です。入間川の砂利の運搬に用いられていましたが、1967年に入間川の砂利の採取が禁止されて以降は休止線となり、現在では休止線という扱いではありますが実質的に廃線に近い状態です。
 
 私はまず南大塚駅で下車しました。

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 南大塚駅の本川越方面にはすぐ西へカーブしていく線路がありました。安比奈線の跡です。

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 道路には線路が残っていました。一部の枕木はPCマクラギに取り換えられており、道路上にも線路が残っていたことから、廃線ではなく休線なのだと感じさせられました。

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 すぐに架線柱跡が残っている場所にたどり着きます。手前の線路とずれているのが気になりました。
 なぜずれているのか、後で調べて知ったのですが、安比奈線が休線になる前は、現在線路と平行して道路となっていたあたりを通って西武新宿線に接続していたようで、南大塚駅からつながるPCマクラギの線路は、安比奈線を復活させ車両基地をつくろう、という構想の中でホーム端からカーブする形で敷きなおしたそうです。

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 休線後相当な年月が経っているため、木製の架線柱が倒れないように補強されていました。

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 信号機のボックスがそのまま残されていました。

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 線路内立ち入り禁止との看板があるのですが、線路沿いの住宅の方の庭として利用されている個所や、明らかに頻繁に歩行者が通行している跡がありました。西武鉄道側も立ち入りを黙認しているようです。

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 住宅地を抜け、まわりが畑ばかりになったころに鉄橋がありました。鉄橋部分のみ枕木が残っていました。しかしかなり傷んでいます。

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 畑をしばらく歩いて抜けると線路は雑木林に入ります。素敵な雰囲気ですがこの先は並走する道がないので立ち入ることができません。

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 雑木林を抜けると整備された場所へ出ます。川越を舞台にしたNHKの連続テレビ小説「つばさ」において安比奈線が何回か出てきたこともあり、放送時にこのあたりは整備され、遊歩道として開放されていたこともあったようですが、現在はロープが張られ、入ってはいけないようでした。

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まもなく安比奈線は八瀬大橋にぶつかります。安比奈線休線後にできたこの橋は完全に線路をふさいでおり、線路を撤去せずに残している踏切跡とは対照的です。可能性はかなり低いとは思いますが、安比奈線復活の際にはこの橋をどうするかが大きな問題になるそうです。

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 橋を渡った先はオフロードバイクの練習場となっていました。線路はグニャグニャです。

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 橋を越えてすぐにポイントを発見しました。ポイントの真ん中に木が生えていました。かつては安比奈線のポイントを動かして遊べた、と川越に住んでいる方から聞いたのですがここのことでしょうか。

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 ポイントを超えると架線柱が何本も見えます。このあたりが安比奈駅です。線路は埋まっているか撤去されているかのようで見当たらず、架線柱と積荷台跡以外駅の面影は見つかりませんでした。安比奈線全体で一番荒れていました。

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 今回初めて本格的に廃線(沿い)歩きをしたのですが、ここはいったいどんな場所なのか、といったことに思いをはせるのは大変楽しいことでした。また機会があればやりたいと思いました。
 なんだか拙い文章になってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございました。

※写真はすべて私有地以外から撮影
posted by TRFC at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行記
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