2017年03月11日

地下鉄電車の始祖鳥

 読者の皆さん初めまして。こがねと申します。これからどうぞよろしくお願いします。

 さてニュースや新聞などでも取り上げられていますが、この度ナデ6141号電車と東京地下鉄道1001号電車の2両が国の重要文化財に登録されることになりました。今日はそのうちの1両、1001号電車を紹介したいと思います。
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2015年09月16日

明暗

 ご無沙汰しております。乗鞍です。街にはキンモクセイの香りがほのかにただよう時期になりましたが、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 さて、先の土日に開催された仙台ジャズフェスこと「定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台」を見に行かれた方も多かったかと思います。会場となった定禅寺通りの突き当たりには、西公園という公園があり、当地に静態保存されているC60形蒸気機関車の1号機はこの度お色直しが行われた上で屋根がかけられました。
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上の写真は少し前に撮影したものですが、屋根がかけられている様子がお分かり頂けると思います。保存車両が大事にされて次世代へと継承されていくことは、とても喜ばしいことです。
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2015年09月13日

石の駅舎

 皆様こんばんは.りんどうです.先週は大雨が各地を襲い,関東や東北に多大な被害をもたらしました.被害のあった地域に,一日も早く日常の生活が戻ることを祈ります.

 さて,私は今日山形県高畠町にあります山形交通(高畠鐡道)の旧高畠駅舎と保存車両を見て参りました.
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 駅舎と保存車両は,まほろば公園として整備され,石造りの二階建て駅舎と電気機関車,貨車,電車の3両が屋根の下に静態保存されていました.
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 この駅舎に使われている石材は地元高畠で産出するものを使用しており,町内には石切り場の跡が残されていると,案内板には書かれていました.
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2015年09月09日

鉄道の街へ

 皆様こんばんは。北アルプスです。台風と取巻きの雲により、列島は連日の雨模様です。大雨に警戒が必要な地域もありますので、読者の皆様におかれましてもくれぐれもご用心ください。

 さて小生は先日、新潟市新津にあります「新潟市新津鉄道資料館」に行ってまいりました。
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 早朝宮城を発した小生は、東北本線から磐越西線へと乗り継ぎ、阿賀野川を旅路の友として一路新津を目指しました。

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 資料館は最寄りの新津駅からは少し遠い場所にありましたが、この日は新津駅から送迎バスが出ていたので、アクセスは至便でした。
 この日は運び込まれたばかりの485系とDD14形ディーゼルロータリー除雪車が公開され、訪れる人々を迎えてくれました。

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2015年05月13日

ねぇムーミン

 皆様こんばんは。北アルプスです。季節外れの台風から変わった温帯低気圧が猛威をふるい、朝の通勤や通学への影響が心配されますが、皆様のお住まいの地域では雨風が強まっておりますでしょうか。

 さて、小生は先の大型連休を利用して、乗鞍氏らと共にさいたま市にある鉄道博物館を訪問しました。訪問の目的は、先月から公開が始まりました電気機関車を観るためでした。

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 こちらがその電気機関車EF55形です。このEF55は昭和11(1936)年に製造された機関車で、当時世界的に流行していた流線型をデザインに取り入れたために、このようなスタイルとなりました。一方、当時の一般的な電気機関車は箱型の車体にデッキが付いたいかめしいスタイルでした。下の写真は、デッキ付きの電気機関車EF53形です。群馬県安中市の碓氷峠鉄道文化むらに静態保存されています。

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2013年10月14日

或る近代化の旗手

 こんばんは。乗鞍です。三連休最終日、宮城の地は穏やかな秋晴れとなりました。読者の皆様は三連休をどのように過ごされたでしょうか。

 さて、今日10月14日は、「鉄道の日」です。これは明治5(1972)年に新橋‐横浜間に敷設された鉄道の開通式が執り行われたことに由来するもので、今日は各地の駅などで鉄道の日を記念するイベントなどが開催されました。

 そもそも、我が国における黎明期の鉄道は他の分野と同様に、外国に範を求めました。新橋‐横浜間を最初に走ったのはイギリス製の蒸気機関車とされています。

 また、開拓使が置かれた北海道でも、鉄道の敷設は早い段階から行われました。この時、鉄道の技術はアメリカから輸入されました。これら黎明期の蒸気機関車に関しましては、一昨年の鉄道の日にうなづき氏が鉄道の日に思うを執筆していますので、そちらをお読みいただけますと幸いです。

 筆者は今日、明治期にドイツより輸入されました蒸気機関車、クラウス17号に就いて書こうと思います。

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2013年10月10日

星を目指して

 こんばんは。乗鞍です。今日の仙台は秋の光さわやかにさえわたり、暑い一日となりましたが、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 さて、先に北アルプス氏がお伝えした通り、今週末10月12日(土)に利府町の新幹線総合車両センターにて一般公開が行われます。今日は「新利府で逢いましょう」にて北アルプス氏も触れていた「STAR21」という試験車両について書かせて頂きます。

 STAR21こと952、953形は営業速度300km/hの新幹線車両を生み出すための試作車として最高速度400 km/hを目指して、1992(平成4)年に誕生しました。

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2013年09月01日

夏草に機関車の車輪

 こんにちは。乗鞍です。9月となりましたが、まだまだ残暑が厳しい日が続いております。読者の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 さて、以前にも当ブログで紹介していた、仙台市青葉区の西公園に静態保存してある蒸気機関車、C60 1号機に動きがありましたので、今日はそのことについてお伝えしたいと思います。(以前のC60 1号機については「宮城の保存車両を訪ねて vol.1」をお読み頂きますと幸いです。)

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2013年08月04日

灰色のEC

 ご無沙汰しております。乗鞍です。宮城の地は昨日ようやく梅雨明けが発表され、本格的な夏が来たようですが、読者の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 さて、7月20日に封切られたスタジオジブリ製作の「風立ちぬ」、読者の皆さんはもうご覧になられたでしょうか。筆者はまだ本編を見に行っておりませんが、過日テレビジョンで予告編を観ることができました。予告編には、航空機や列車などが描かれておりましたが、その中に一瞬だけ、灰色の車両が描かれておりました。今日は、この灰色の車両が一体何者であるのかを少し書きたいと思います。

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2012年05月24日

グリーンアローを訪ねて

 こんばんは。乗鞍です。金環日食も無事に終わり、6月4日の部分月食が今から楽しみな今日この頃ですが、読者の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 さて、来る6月23日に東北新幹線は大宮暫定開業から30周年を迎えます。その日は開業当時と同じ塗装の200系新幹線が、「東北新幹線大宮開業30周年記念号」として大宮‐盛岡間を走るそうです。200系は、昨年の時刻改正で東北新幹線での定期運用がなくなったので、仙台駅でその姿を見かける機会がめっきり少なくなりました。今日は、そんな200系の保存車両について少し書きたいと思います。
 
 埼玉県さいたま市にある「鉄道博物館」に、200系の先頭車が保存されています。

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 その傍らには、新幹線の台車や床下機器も展示されている他、普段は絶対に見れない新幹線の床下も、通路から見学できるようになっています。勿論車内も見学できるので、近くに保存されている元祖新幹線0系と見比べてみると、面白いかもしれません。また、「鉄道博物館」では7月1日まで東北上越新幹線開業30周年を記念して、東北上越新幹線に関する企画展も行われているので、こちらもご覧になってみてはいかがでしょうか。

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 宮城県利府町の「新幹線総合車両センター」にも200系が保存されています。

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2012年05月08日

宮城の保存車両を訪ねて vol.10

 こんばんは。乗鞍です。大型連休も終わり、いよいよ若葉が芽吹いてきた今日この頃ですが、読者の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 さて今年度最初の「宮城の〜」シリーズとなりました今日は、県北交通要衝の地に保存されている蒸気機関車を紹介したいと思います。

 東北本線、石巻線、陸羽東線が集まる小牛田駅にほど近い球場の一角に、C11形蒸気機関車の367号機が静態保存されています。

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 案内板によれば、この367号機は昭和22(1947)年に小牛田機関区に配属されて以来、廃車となる昭和48(1973)年までこの地に留まり、主に石巻線で活躍したそうです。

 屋外での保存ながら、錆びや車体の破損がないことから、定期的に手入れがされていると思われました。


 鉄道車両ではないのですが、小牛田にはもう一つ紹介したいものがあります。小牛田駅の片隅に人知れず(?)出番を待っているもの。それは、かつて蒸気機関車の運転に必要不可欠だった装置、転車台です。

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2012年04月30日

宮城の昔と今を味わう

こんばんは、ことでんです。
今日は、新入生の朱鷺氏を連れて、総勢5名で県北をドライブしてきました。
まず向かったのは細倉マインパーク前。ここにはかつてくりでんで働いていたED202号機と有蓋貨車が保存されています。有蓋貨車の方には車番が表記されておらず、私には形式を判断することが出来ませんでした。

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駅舎もその姿を留めています。かつての終着駅である細倉の駅舎は、以前は残っていたと聞きますが、現在は空き地が広がっているだけでした。
細倉を後にして一行が向かったのは若柳。くりでんで中心的な役割を担っていた若柳駅には、今なお多くの車両が保存されています。この場所には、まだ雪の消え残る今年の2月にも訪問していました。
※その時の記事「赤い電機と仲間たち


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2012年04月22日

新歓花見オプショナルツアー

こんばんは。乗鞍です。昨日は大河原にて新歓花見が行われ、好評のうちに無事終了しました。

 さて、新歓花見終了後、筆者はうなづき氏と共に大河原駅の隣、船岡駅へと向かいました。訪問の目的は、4/21,22に一般公開されるED71形電気機関車とオハフ61 2527を見学するためです。この2両の保存車両に就いては、以前取材した際に執筆した「宮城の保存車両を訪ねて vol.3」をご覧いただくと幸いです。

 普段は下がっている後ろのパンタグラフがしっかりと上がっていました。

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 これらの電気機関車と客車は、「交流電気車保存会」の方々によって定期的に整備が行われ、毎年4月に公開されています。一昨年、偶然にもうなづき氏がこの保存車両が一般公開されることを知り、今回の新歓花見に併せての訪問につながりました。昨日は、普段は金網の外からしか見学できない車両を、じっくりと間近で観察することができました。

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 ED71の機械室や運転席も見学させていただきました。ブレーキなどの空気系統はまだ、生きており、筆者も保存会の方のご厚意に甘えて汽笛を鳴らさせて頂きました。

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2012年03月29日

夢であいましょう

こんばんは。乗鞍です。春眠暁を覚えず、ついつい惰眠を享受してしまいそうになる今日この頃ですが、読者の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 さて、今日は過日筆者が上京した際に訪問したある寝台車の保存車両について紹介したいと思います。

その寝台車は、東京メトロ東西線木場駅にほど近い西洋料理店の店先に置いてありました。

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上の写真が今回訪問した保存車両オロネ25 901です。この車両は1989(平成元)年に次世代型豪華寝台車「夢空間」の寝台車「デラックススリーパー」として製造されました。「夢空間」用の車両は3両あり、このうちの2両は昨年の夏季研修旅行で取材しておりました。(詳しくは夏季合同研修旅行2日目 後半をご覧頂けると幸いです。)今回の取材では、車内の様子をうかがい知ることは出来ませんでしたが、外装に関しては現役時代とほぼ同じであったと考えられます。

この、「デラックススリーパー」がどのくらい“デラックス”かを如実に表す表記がありました。

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2012年03月27日

雪中に眠る歴史

こんばんは、ことでんです。
乗鞍先輩が先日書いた通り、キ620形を見学した一行はその後、日中線記念館のある喜多方は熱塩に行って参りました。

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日中線は喜多方から熱塩を経て米沢に向かう路線として計画されましたが、開業したのは喜多方 - 熱塩間に留まりました。日中とは熱塩から米沢方に進むとある温泉地の名前で、この路線を熱塩から先に延伸するのだという国鉄の意気込みが感じられます。

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この施設はかつての日中線の終点、熱塩駅をそのまま活用しており、窓口や改札の様子もそのままに残されています。

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かつての駅舎の内外には多くの資料や展示品がありますが、まずは内部の様子から見ることにしましょう。


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2012年03月26日

キ621再び…

 こんばんは。乗鞍です。三寒四温の日々が続いておりますが、読者の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 さて、筆者は昨日当会会員4名と共に福島県会津方面へと赴き、「日中線記念館」や各地に保存されているキ620やキ100といった除雪車を見学してきました。今回はその中でも西会津町に静態保存されているキ620形キ621について少し書きたいと思います。

筆者は2010年の大型連休に初めてキ621を訪問したので、今回が2度目の訪問となりました。前回の訪問時は5月だったので雪は全くなかったのですが、今回はキ621の周囲には雪がどっさり積もっていました。現役当時もこの様な状況下で除雪作業をしていたのではないかと想像できる一枚となりました。

前回訪問時(2010年5月)

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今回

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2012年03月15日

幻の蔵王高速電鉄の面影

こんばんは、ことでんです。
再び本筋を離れ、先日書いた合宿の報告で触れた保存車両についてお話ししたいと思います。
実はこの車両、東北地方とも繋がりがあるのです…

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まずはこの車両について。この車両はことでん(高松琴平電気鉄道)に所属していた750形です。750形として750号、760号、770号の3両が在籍していましたが、750号、770号は先に廃車され、760号のみが保存されています。
と、ここで疑問に思うことが。なぜ四国で走っていた車両が、対岸の岡山県に保存されているのでしょうか。

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車両の脇に説明がありました。曰くこの車両は元々宇野から奥玉までの間を走っていたのだそうです。それにしても、玉野市電という名前からのイメージと比べると随分大柄な車両です。
玉野市電保存会というWebページを見つけたので調べてみると、玉野市電は正式には玉野市営電気鉄道といい、備南電気鉄道という私鉄が経営難に陥ったため、路線を引き継いだという経緯があるようです。
つまり750形は元々備南電気鉄道が購入したモハ100形で、ことでんに渡った際にモハ101号→770号、モハ102号→750号、モハ103号→760号と改番されたようです。

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さて、この車両のどこが東北と関係あるのでしょうか。


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2012年03月13日

宮城の保存車両を訪ねて 特別編

こんばんは。乗鞍です。宮城では弥生を迎えてもまだまた雪が降ることがありますが、皆さまがお住まいの地域ではいかがでしょうか。


 さて、今回の「宮城の〜」シリーズは、特別編と銘打ち、東日本大震災で被災した保存車両2両の、被災前の写真を紹介したいと思います。

2011年2月20日、筆者は「宮城の〜」シリーズ執筆のため、県北の保存車両を取材しました。早朝仙台を発った筆者は、石巻を経由して女川へと向かいました。

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 女川駅には隣接気動車が静態保存されていました。

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上の写真が、その気動車キハ40 519です。この気動車は廃車後に塗装を首都圏色(通称タラコ色)に変更した上で、女川駅に隣接する温泉施設にてその休憩所として使用されていました。車体前面の表示幕には「ごく普通」と表示されていて、これも興味深いものでした。

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 女川での取材を終えた筆者は、その後大崎市内の保存車両を訪ね、その日最後に訪問したのが、南三陸町志津川の蒸気機関車でした。

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 上の写真がその機関車C58 16号機です。案内板によれば16号機は、北海道、東北、中国、関西の各地域で活躍した後、最後は会津地方に転属してその地でその任を全うしました。そして廃車後に気仙沼線全線開業記念としてこの地に静態保存されたそうです。16号機が保存されていた松原公園は海に面しており、近くの防波堤からは太平洋を望むことができました。かくてその日の取材を終えた筆者は、志津川駅から気仙沼線に乗って帰路につきました。

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2012年02月11日

ナナゴを訪ねて西へ東へ

 こんばんは。乗鞍です。立春を過ぎたのに連日厳しい寒さが続いていますが、読者の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 さて、先日羽越氏がED75について紹介していたので、今回筆者はED75形の保存車両を少し紹介したいと思います。


 宮城県利府町にある「新幹線総合車両センター」の一角にはED75形の栄えある1号機が静態保存されています。

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ここには、この他にもED71形を初めとする交流電気機関車4形式の1号機や、交流試験機関車1形式、さらには新幹線車両や蒸気機関車などが静態保存されています。

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 次に紹介するのは北海道小樽市にある「小樽市総合博物館」に静態保存されているED75 501号機です。

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 501号機はED75形唯一の500番台で、製造当時の最新技術だったサイリスタを用いたサイリスタ位相制御を採用し、加えて北海道の厳しい環境に対応するために耐寒耐雪構造を装備していました。501号機によって得られたデータや経験は、後に北海道に登場したED76形500番台に生かされました。「小樽市総合博物館」には、そのED76形500番台も保存されています。
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2012年02月05日

宮城の保存車両を訪ねて vol.9

 こんばんは。乗鞍です。立春を迎えましたが、まだまだ寒い今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

 さて、長らく執筆していなかった「宮城の〜」シリーズ、久しぶりの今日は仙台市内に保存されているある路面電車をご紹介したいと思います。

仙台市の秋保温泉には、かつて仙台市電で活躍した1053号が保存されています。

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ここで二つの謎が浮かび上がりました。まず塗装に注目しますと、かつて訪問した「市電保存館」に保存されている車両とは配色がまるで異なっています。(詳しくは「宮城の保存車両を訪ねて vol.4」をご覧ください。)そして、もう一つ。事前の調査によれば、仙台市電はこの秋保の地まで来ていなかったのに、なぜこの地に保存される運びとなったのでしょうか。その謎を解くカギは、車両に取り付けられている案内板に隠されていました。

案内板を読むと、この1053号は元仙台市電の119号で、仙台市電廃止後に長崎電気軌道に譲渡され、平成12年に廃車となるまで活躍したそうです。そして、廃車後に仙台へと戻ってきたそうです。なるほど、これで、塗装の違いについての謎は解けました。

そして、この秋保にはかつて「秋保電気鉄道」なる鉄道が長町から延びていたそうです。「秋保電気鉄道」について少し調べてみると、元は1914年に開業した秋保から産出された石材を運ぶ鉄道で、1961年に廃止されたそうです。そして、この1053号が保存されている場所こそ、かつての秋保電気鉄道の終点だったようです。これで、ようやく二つの謎が解けました。

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